お部屋の小さな違和感、肌はもう気づいている?

部屋


心地よさは、触れたときの感覚が教えてくれる

やわらかな布に触れるとホッとするのに、あるソファではなぜか落ち着かない。そんな小さな違和感を、私たちは頭で考えるより先に、肌で感じ取っていることがあります

この記事では、肌を「お家の心地よさを感じるセンサー」として、毎日触れているものを見直していきます。

見た目は気に入っているのになぜか落ち着かない。
そんなときは、触れ心地の中に理由が隠れているかもしれません。

肌が感じている小さな違和感を見つけて、自分にとって心地よいものへ変えていきましょう。

 

お家とは、毎日肌で触れ合っている

お家のことを考えるとき、私たちはつい「見ること」に意識が向きます。

部屋の色
家具の形
インテリアの雰囲気

でも、実際の暮らしでは、見る以上にたくさんのものに触れています。

朝起きたときに触れるシーツ
顔を拭くタオル
手に取るマグカップ
座ったときに触れるソファ
椅子の肘掛け
ドアの取っ手
お風呂上がりに触れるバスマット

一日を振り返ってみると、私たちの肌は何度もお家と触れ合っています。

皮膚は、触れた感触や圧、温度などを受け取っています。

だから、頭では

「このソファ、おしゃれで素敵」

と思っていても、肌は

「ちょっとゴワゴワするな」

と感じていることもあります。

その小さな違いが、毎日の暮らしの中では意外と大きいのかもしれません。

「なんとなく落ち着かない」が、肌からきていることもある

きれいに片づいている

色も好き

家具も気に入っている

なのに、なぜか長くいたくない

そんな場所はありませんか?

もちろん、理由は一つとは限りません。

でも、その中の一つに触れ心地が隠れていることがあります。

たとえばソファに座るたびに、生地が少しチクチクする

見た目が気に入って買ったマグカップなのに、持つたびに手になじまない

寝室は落ち着いているのに、シーツが肌にまとわりつく感じが苦手

 

ドアを開けるたびに、金属の冷たさが気になる

一回だけなら気にならないことでも、毎日何度も繰り返されると、知らないうちに小さなストレスになっていることがあります。

「なぜか落ち着かないな」

と感じたときは、部屋全体を変える前に、

「私の肌は、この場所で何に触れている?」

と見てみるのも一つの方法です。

肌が感じる「好き」と「苦手」を探してみる

触れ心地には、いろいろあります。

ふわふわ
さらさら
つるつる
しっとり
ざらざら
ひんやり
あたたかい
少し硬い
やわらかい

でも、

「やわらかければ心地いい」

というわけではありません。

ふんわりした毛布に包まれるのが好きな人もいれば、少し重たく感じる人もいます。

さらっとしたリネンが気持ちいい人もいれば、ざらつきが気になる人もいるでしょう。

木のぬくもりが好きな人もいれば、つるっとしたガラスや金属の感触が好きな人もいます。

同じ人でも、季節によって感じ方は変わります。

冬にはふわふわした布が心地よくても、夏にはさらっとした生地に触れたくなることもあります。

だから、

「この素材は心地いいはず」

と決めるのではなく、

「今の私の肌は、これをどう感じている?」

と確かめてみます。

まず見直したいのは、毎日よく触れるもの

お家のすべての素材を見直す必要はありません。

もし、

「もう少し心地よくしたいな」

と思ったら、まずは毎日よく肌に触れているものから見てみましょう。

寝具
タオル
ソファ
クッション
椅子の座面や肘掛け
マグカップ
部屋着
ドアの取っ手

触れる回数が多いものほど、小さな違和感も積み重なります。

逆に考えると、こうしたものを一つ心地よいものに変えるだけでも、毎日の感覚は変わりやすいということです。

たとえば、

いつものタオルを、触ったときに気持ちいいものへ変えてみる

クッションカバーを、肌になじむ素材に変えてみる

寝具の中で、一番肌に触れるシーツだけ変えてみる

マグカップを、持ったときに手になじむものへ変えてみる

大きな家具を買い替えなくても、できることはたくさんあります。

違和感があったら、「何が嫌?」まで見てみる

「この触り心地、なんとなく苦手」

と気づいたら、そこで終わらず、もう一歩だけ見てみます。

何が苦手なんだろう?

硬さかな
ざらつきかな
冷たさかな
重さかな
肌にまとわりつく感じかな

ここが分かると、次に選ぶものが変わります。

たとえば、

「タオルが嫌」

ではなく、

「ふわふわしすぎる感触が苦手」

と分かれば、少し薄手でさらっとしたものを選べます。

「ソファが落ち着かない」

ではなく、

「座ったときに腕へ触れる生地のざらつきが苦手」

と分かれば、ソファを買い替えなくても、ブランケットを一枚掛けるだけで変わるかもしれません。

小さな違和感を細かく見ていくと、

何を変えればいいのか

が少しずつ見えてきます。

「肌に合う」を、インテリア選びの基準に加えてみる

インテリアを選ぶときには、

好きな色
好きなデザイン
部屋に合う形

など、いろいろな基準があります。

そこにもう一つ、

「触れたとき、私の肌は心地いい?」

という基準を加えてみます。

見た目ではこちらが好き

でも、触るとこっちのほうが落ち着く

そんなことがあってもいいのです。

毎日使うものなら、眺めている時間より、触れている時間のほうが長いこともあります。

だからこそ、

見た目の好みと、肌の心地よさの両方を大切にする

という選び方があってもいいのだと思います。

お家に聞いてみる

いつも過ごしている場所で、少し周りを見てみましょう。

そして、

「ここで私の肌は、何に触れている?」

と聞いてみます。

ソファの生地
クッション
足元のラグ
テーブル
マグカップ

一つずつ触れながら、

心地いい?
少し気になる?
もっと触れていたい?
早く手を離したい?

と感じてみます。

そして違和感があったら、

「何が気になるんだろう?」

まで見てみてください。

お家と対話することは、自分の体と対話すること

肌が教えてくれる小さな感覚も、その対話の一つです

今日できる小さな一歩

今日は、家の中で毎日よく触れているものを一つだけ選んでみましょう。

タオルでも
シーツでも
クッションでも
マグカップでも大丈夫です。

ゆっくり触れて、

「この触れ心地、今の私に心地いい?」

と聞いてみます。

もし小さな違和感があったら、

何が気になるのかを一つだけ見つけてみてください。

そしてできそうなら、

別のタオルを使ってみる
クッションに布を一枚掛けてみる
違うマグカップを使ってみる

など、一つだけ変えてみます。

 

そのあと、もう一度触れてみましょう。

気づく → 何が気になるか知る → 一つ変える → また感じる

この小さな繰り返しが、自分の肌に合う暮らしをつくっていきます。

 

見た目だけでは分からなかったお家の心地よさを、今日は少しだけ肌から探してみましょう。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。

こひらの記事が何かしらのお役に立ちましたら幸いです。

次の記事では、

>>>「なぜか長くいたくなる場所には、何がある?」 を読む

というテーマから、いつの間にか自分が選んでいる「好きな居場所」を見つけていきます。

 

 

 

 

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