部屋の色から、自分に合う心地よさを見つける
部屋の色が変わると、同じ空間でも、なんとなく落ち着いたり、明るい気持ちになったり、少しそわそわしたりすることがあります。
この記事では、「この色にはこんな効果がある」と決めるのではなく、
その色の中にいるとき、自分の体や気持ちがどう感じているのかを見ていきます。
色を選ぶときに、自分にとっての心地よさを見つけるヒントになる内容となっています。
同じ色でも、感じ方は人それぞれ
たとえば、青い色を見たとき。
「静かで落ち着く」
と感じる人もいれば、
「少し冷たい感じがする」
と感じる人もいます。
グリーンを見て、
「ホッとする」
と感じる人もいれば、
もう少し明るい色のほうが気分が上がると感じる人もいるでしょう。
色には、それぞれさまざまな印象があります。
でも、その色を見たときに何を感じるかは、いつも同じとは限りません。
その日の気分や季節、その部屋で何をするのかによっても、感じ方は変わることがあります。
だから、
「私はこの色をどう感じている?」
と、自分に聞いてみることが大切です。

色は、目だけで見ているわけではない
私たちは部屋の色を目で見ています。
でも、色を見たときに起こっているのは、
「青い」
「黄色い」
「緑だ」
と頭で判断することだけではありません。
なんとなく肩の力が抜けたり。
少し顔を上げたくなったり。
反対に、少し落ち着かなくなったり。
その場所から早く離れたくなったり。
色を見た瞬間に、そんな小さな反応が起こることもあります。
はっきり言葉にできなくても大丈夫です。
「なんとなく好き」
「なぜか落ち着く」
「ちょっと苦手」
そんな感覚も、自分の体が受け取っている大切な情報なのかもしれません。

好きな色と、心地よく過ごせる色は同じ?
好きな色を聞かれたら、すぐに答えられる人も多いと思います。
でも、
好きな色と、その部屋で心地よく過ごせる色は、必ずしも同じとは限りません。
たとえば、鮮やかな赤が大好きでも、寝室いっぱいが赤だったら少し落ち着かないと感じるかもしれません。
反対に、普段はそれほど意識していなかったベージュやグリーンが、部屋にあると妙にホッとすることもあります。
「好きだから、この色にする」
だけではなく、
「この色の中にいると、私はどんな感じになる?」
という視点で見てみると、色の選び方が少し変わってきます。

部屋全体を変えなくても、感じ方は変わる
色を試してみたいと思っても、壁紙を変えたり、家具を買い替えたりする必要はありません。
クッション
タオル
花
マグカップ
小さな布
一冊の本
そんな小さなものでも、部屋に入る色は変わります。
たとえば、いつも使っている椅子の近くにグリーンを一つ置いてみる。
テーブルの上に、やわらかな黄色の花を飾ってみる。
白い布を一枚加えてみる。
そして、その場所に座ってみます。
「さっきと何か違うかな?」
と、自分の体に聞いてみてください。
色そのものを分析するよりも、
そこを見ることが、自分に合う色を知る手がかりになります。

今の自分が求めている色もある
以前は好きだった色なのに、今はあまり心が向かない。
反対に、今まで選ばなかった色が急に気になる。
そんなこともあります。
それは、「好みが変わってしまった」と考えなくてもいいのかもしれません。
今の自分が、
落ち着きたいのか。
元気になりたいのか。
やさしい気持ちになりたいのか。
少し静かに過ごしたいのか。
そのときの自分の状態によって、心地よく感じる色が変わることもあります。
だから、昔決めた「私の好きな色」にずっと合わせなくても大丈夫。

今の自分に、
「今日は、どんな色が心地いい?」
と聞いてみることがいちばんなのです。

お家に聞いてみる
部屋を見渡して、
「この部屋には何色が合うかな?」
と考える前に、少しだけ自分の感覚に目を向けてみましょう。
この色を見ると、どんな感じがする?
肩の力はどう?
呼吸はしやすい?
少し元気になる?
静かになる?
それとも、少し落ち着かない?
そして、
「この色の中にいる私は、心地いいかな?」
と聞いてみます。
インテリアの色選びには、さまざまな考え方があります。
でも、最終的にその部屋で暮らすのは自分です。
だからこそ、
自分の体が心地よいと感じる色を知ること。
それも、自分らしいお家をつくっていく大切な手がかりになります。

今日できる小さな一歩
今日は、お家の中にある色を一つだけ選んでみましょう。
クッションでも、カーテンでも、マグカップでも大丈夫です。
その色を少し眺めながら、
「この色を見ているとき、私の体はどう感じる?」
と聞いてみてください。
好きか嫌いかを、すぐに決めなくても大丈夫です。
落ち着く。
明るくなる。
少し冷たく感じる。
なんとなくホッとする。
そんな小さな感覚を、一つ見つけてみましょう。
自分に合う色は、頭で決めるだけではなく、体が教えてくれます。
せひ、自分の心地よい色の感覚を研ぎ澄ませていきましょう。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
こちらの記事が何かしらのお役に立ちましたら幸いです。
次の記事では、この明るさ、今の私にちょうといい?
というテーマから、光と心地よさについて見ていきますね。



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