お部屋の「なんとなく嫌」、そのままにしていませんか?

部屋

小さな違和感を無視すると、自分の心の声まで聞こえにくくなる?

「なんとなく嫌だな」と感じる場所やモノがあっても、毎日の中ではついそのままにしているものがなぜかあります。

でも、その小さな違和感は、今の自分に合っていないことを知らせるサインかもしれません。

この記事では、お部屋の中で感じる「なんとなく嫌」をそのままにしていると何が起こるのか、
そしてその違和感から自分の本当の気持ちを見つける方法を考えていきます。

せひ、本文をお読みいただき、自分の小さな違和感を見過ごす癖を手放していきましょう、

 

見慣れてしまった「嫌」の中から、自分の本当の気持ちを見つける

「なんとなく、この場所が嫌だな」

そう感じたことはありませんか?

理由はうまく説明できないけれど、見るたびに少し気になる。
使うたびに、なんとなく気分が下がる。
そこにいると、少し落ち着かない。

けれど毎日の暮らしの中では、

「まあ、いいか」
「これくらい気にしなくても」
「まだ使えるし」

と、そのままにしてしまうこともあります。

でも、小さな「嫌」は、ただのわがままではありません。

もしかするとそれは、

「今の私には、これは合っていないよ」

と、自分の心が知らせているサインかもしれません。

 

「嫌」は、悪い感情ではない

私たちはつい、

「好き」はいいもの。
「嫌い」はよくないもの。

と考えてしまいます。

嫌だと思う自分を、

「わがままかな」
「気にしすぎかな」

と否定してしまうこともあります。

でも、「嫌」という感覚には役割があります。

たとえば、

この椅子はなんとなく座りにくい。
この色を見ると落ち着かない。
この棚を見ると気持ちが重くなる。
この場所には、なぜか長くいたくない。

そんな感覚は、

今の自分と何かが合っていない

ことを知らせているのかもしれません。

嫌だと感じるからこそ、

「じゃあ私は、何なら心地いいんだろう?」

と考えることができます。

「嫌」は、自分の心地よさを知るための入口でもあるのです。

 

嫌だったはずなのに、いつの間にか気にならなくなる

少し不思議なのは、

最初は確かに嫌だったものでも、毎日見ていると気にならなくなることです。

玄関にずっと置きっぱなしになっている箱。

見るたびに少し気になっていたのに、いつの間にかそこにあるのが当たり前になる。

座るたびに少し使いにくいと思っていた椅子。

最初は気になっていたのに、そのうち

「こういうものだから」

と思うようになる。

でも、

気にならなくなったことと、心地よくなったことは同じではありません。

ただ、見慣れただけかもしれません。

ただ、我慢することに慣れただけかもしれません。

お部屋の中では、こうした小さな違和感が少しずつ「風景」になっていきます。

そこにあることが当たり前になりすぎて、

もともと自分がどう感じていたのかさえ、分からなくなってきてしまいます。

 

違和感を無視し続けると、どうなる?

お部屋の小さな違和感を放っておいたからといって、すぐに大きな問題が起きるわけではありません。

でも、「嫌だけど、まあいいか」

を何度も繰り返していると、

少しずつ自分の感覚を後回しにすることがあります。

その違和感を無視し続けると、自分の気持ちまで分かりにくくなっていきます。

「本当は嫌だけど」
「本当は使いにくいけど」
「本当はこっちのほうが好きだけど」

そんな気持ちを毎回小さく飲み込んでいると、

そのうち、

私は本当はどうしたいんだろう?

が分かりにくくなることがあります。

これは、お部屋だけの話ではないのかもしれません。

自分の違和感を無視することに慣れてしまうと、

暮らしの中でも、

「これでいい」
「仕方ない」
「私が我慢すればいい」

という選び方が増えていくことがあります。

だからこそ、小さな「嫌」に気づくことは、

自分の気持ちを大切にする練習にもなるのです。

 

「どうして嫌なんだろう?」と聞いてみる

「嫌だから捨てよう」

と、すぐに決めなくても大丈夫です。

まずは、

私は、これの何が嫌なんだろう?

と聞いてみます。

たとえば、

見た目が嫌なのか。

触った感じが嫌なのか。

使いにくいのか。

昔のことを思い出すのか。

誰かに勧められて選んだものだからなのか。

本当は自分で選んだものではないからなのか。

理由を考えてみると、

「嫌」の奥に別の気持ちが隠れていることがあります。

「今の私は、もっとすっきりしたものが好きなんだ」

「昔は好きだったけれど、今は変わったんだ」

「本当は、自分で選びたかったんだ」

そんな気持ちです。

 

お部屋は、自分の気持ちを映す鏡

お部屋の中には、

自分で選んだものだけでなく、

誰かからもらったもの。

昔好きだったもの。

なんとなく使い続けているもの。

捨てる理由がなくて残しているもの。

いろいろなものがあります。

だからお部屋を見ていると、

今の自分だけでなく、

これまでの自分の選び方も見えてくることがあります。

「どうして私は、これをずっと置いているんだろう」

と考えてみると、

モノの問題ではなく、

自分の気持ちに気づくこともあります。

お部屋はときどき、

自分の心を映す鏡のような存在

になると思っています。

「嫌」という感覚は、その鏡の中に映った、

今の自分からの小さなメッセージなのかもしれません。

嫌いをなくすことが目的ではない

ここで大切なのは、

お部屋から嫌なものを全部なくすことではありません。

嫌だと感じたら、必ず捨てる。

必ず変える。

そういうことでもありません。

まずは、

私はこれを嫌だと感じているんだ

と、自分で認めること。

それだけでもいいのです。

「嫌じゃないことにしよう」としない。

「大したことない」と打ち消さない。

そこから、

「じゃあ私は、どうしたい?」と考えてみる。
それが、自分の感覚を暮らしに反映していく最初の一歩になります。

「嫌」が分かると、「好き」も見えてくる

「嫌」は、なくすべき感情ではありません。

嫌だと感じるからこそ、

その反対側にある「好き」も見えてきます。

 

「私はこの色より、こっちの色が好き」

「この素材より、こちらのほうが落ち着く」

「ここに置くより、何もないほうが気持ちいい」

「この椅子より、窓辺に座るほうが好き」

そんな小さな発見です。

嫌を感じる力と、

好きや心地よさを感じる力は、

別々ではないのかもしれません。

「嫌」をちゃんと感じることは、
自分の「好き」を取り戻すことにもつながる

 

今日できる小さな一歩

今日は、お部屋の中で、

「本当はちょっと嫌なんだよね」

と思っているものを一つだけ探してみてください。

まだ捨てなくて大丈夫です。
動かさなくても構いません。

ただ、

「私は、これの何が嫌なんだろう?」

と、自分に聞いてみてください。

見た目?
使いにくさ?
昔の思い出?
誰かの好み?
今の自分には合わない感じ?

答えがすぐに出なくても大丈夫です。

「私はこれを嫌だと感じていたんだ」

と気づくだけでも、

自分の心の声を聞き直す、小さな一歩になります。

 

次回の記事は
「部屋にあるものが、なぜか心地よく感じられないのはなぜ?」
好き嫌いだけでは分からない「しっくりこない」の正体

次の記事では、「好き」と「心地よい」の違いから、今の自分に合うものを考えていくヒントをお伝えしています。

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