使われなくなった部屋には、どんな気がたまる?

部屋


閉じたままの空間から、今の自分とこれからの暮らしを見つめよう

家の中に、いつの間にか使わなくなったお部屋はありませんか?

以前は子ども部屋だった場所。

荷物を置いているうちに、物置のようになった和室。

引っ越してから、段ボールを置いたままの部屋。

「いつか片づけよう」と思いながら、扉を閉めたままになっている場所もあるかもしれません。

毎日の生活に困っていなければ、使っていない部屋があっても、つい後回しになってしまいますよね。

けれど、長い間使われていない部屋に入ると、空気だけではなく、時間まで止まっているように感じることがあります。

段ボールや畳んだ椅子、布をかけた家具が残っていたり

役割が決まらないまま時間だけが止まっている部屋

そんな部屋には、いったいどのような「気」がたまっているのでしょうか。

 

人の動きがなくなると、部屋の流れも止まっていく

部屋は、人が使うことで自然に動いています。

扉を開ける。

窓を開ける。

カーテンを動かす。

部屋の中を歩き、座り、物に触れる。

そんな何気ない動きによって、光や風が入り、部屋の空気も入れ替わります。

ところが、誰も入らなくなると、窓やカーテンを開ける機会も少なくなります。

空気がこもり、ほこりが積もり、置いてある物の状態にも目が届かなくなっていきます。

風水でいう「気の滞り」とは、何か怖いものがたまるというよりも、空間の動きが少なくなり、時間が止まったような状態なのだと私は思います。

 

動かされていない椅子、静かなカーテン、光に見える小さなほこり。

風や人の動きが少なくなると、部屋のが慣れも止まっていきます。

使われていない部屋は、何を象徴しているのでしょう

使われていない部屋は、ひと言でいうと、まだ使われていない自分の可能性を象徴しているのかもしれません。

ただし、すべての部屋が同じ意味を持つわけではありません。

その部屋に何が置かれ、なぜ使わなくなったのかによって、映し出しているものは変わります。

昔の物が残っている部屋には、まだ手放せずにいる過去や、整理しきれていない思いが残っていることがあります。

「いつか使う物」でいっぱいの部屋には、未来への期待とともに、決めることを保留している今の自分が表れているのかもしれません。

入ると気持ちが重くなる部屋には、今まで向き合う余裕のなかった気持ちが置かれていることもあります。

反対に、何も置かれていない空き部屋は、まだ役割の決まっていない余白や、これから広がっていく可能性とも考えられます。

以前はよく使っていたのに、今は使わなくなった部屋なら、それは暮らしが次の段階へ進んだことを教えてくれているのかもしれません。

 

 

部屋は、言葉にできなかった気持ちを預かっている

使わなくなった部屋には、物だけでなく、私たちの気持ちが残っていることがあります。

「いつか使うかもしれない」

「高かったから手放せない」

「思い出があるから、今は見たくない」

「片づけなければいけないけれど、どこから始めればいいか分からない」

部屋の扉を閉めることで、そんな気持ちにも、いったん蓋をしているのかもしれません。

だから、その部屋に入ると、なんとなく気持ちが重くなったり、すぐに出たくなったりすることがあります。

それは、部屋が私たちを責めているからではありません。

まだ向き合えていない物や、決められないままになっていることを、その部屋が静かに預かってくれているのです。

 

使っていない部屋があることは、悪いことではない

「せっかく部屋があるのに、活用できていない」

「きちんと片づけられない私はダメ」

そんなふうに、自分を責めなくても大丈夫です。

暮らし方は、年月とともに変わります。

子どもが独立したり、仕事が変わったり、興味や体力が変化したりすれば、必要な部屋も変わって当然です。

今、使われていないということは、その部屋が役割を終えたのではなく、今の自分に合った新しい役割を待っているのかもしれません。

まず、部屋の前で立ち止まってみる

いきなり全部を片づけようとしなくても大丈夫です。

まずは扉を開け、五分だけ部屋に入ってみましょう。

そして、何かを動かす前に、その部屋をゆっくり眺めてみてください。

どんな物が置かれているでしょうか。

その物を見ると、どんな気持ちになるでしょうか。

なぜ、この部屋を使わなくなったのでしょうか。

それから、自分にこう問いかけてみます。

「私は、この部屋で、これからどんな時間を過ごしたい?」

収納する部屋にしたい。

趣味を楽しむ場所にしたい。

体をゆっくり動かす場所にしたい。

本を読んだり、何もせずに過ごしたりする場所にしたい。

すぐに答えが出なくても構いません。

部屋をどう使うか考えることは、これから自分がどのように暮らしたいのかを考えることでもあるからです。

止まっていた部屋を、小さく動かしてみよう

部屋の役割がまだ決まらなくても、今日からできることがあります。

小さな一歩を始めることで流れが変わっていきます。

 

窓やカーテンを開ける

短い時間でも風を通し、光を入れてみましょう。

空気が入れ替わるだけで、止まっていた部屋が少し目を覚ましたように感じられます。

窓を開け、カーテンが風で動き、光が部屋に届きます。

これは最初にできる行動としてはすぐにできますね。

簡単に部屋に再び気の流れをつくれます。

 

床を一か所だけ見せる

荷物で床が見えなくなっているなら、一つだけ別の場所へ移動してみます。

全部を一度に片づけなくても、床を少し見せるだけで次の行動がしやすくなります

完璧な片づけではなく、荷物はまだ残っていても大丈夫です。
スペース=余白をつくりましょう。。

床に小さな余白ができると、部屋にも心にも、次のことを考えるゆとりが生まれます。

 

今の自分に必要な物を一つ置く

椅子を一脚置く。

ヨガマットを一枚敷く。

窓辺に好きな植物を飾る。

「これから、この部屋でこんな時間を過ごしたい」と思える物を一つ置くと、部屋に新しい役割が生まれ始めます。

 

何も置かないことも、一つの役割です

すべての部屋を、何かのために活用しなくてもよいのです。

何も置かず、静かな余白として残すことが、今の自分にとって心地よいのなら、それも立派な役割です。

大切なのは、使われているか、いないかではありません。

なんとなく閉じたままになっているのか。

それとも、自分の意思で今の状態を選んでいるのか。

その違いに気づくことです。

 

使われなくなった部屋は、これからの自分を待っている

使われていない部屋にたまっているのは、悪い気ではありません。

長い間動かずにいた空気や物、そして保留にしていた気持ちです。

同時にそこには、まだ使われていない時間や、これからの可能性も残されています。

今日は、扉を開ける。

明日は、カーテンを開ける。

その次は、床に置かれた物を一つだけ見直す。

そんな小さな動きから、部屋の時間は再び流れ始めます。

使われなくなった部屋は、過去を閉じ込めておく場所ではありません。

 

今の自分を知り、これからどんな毎日を過ごしたいのかを考えるための場所でもあります。

扉の向こうで待っているのは、忘れてしまった部屋ではなく、

まだ役割を与えられていない、これからの自分なのかもしれません。

何か一つ行動をすると流れも変わります。ぜひ、窓を開けて光を取り入れることからはじめてみてください。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。

先ずは小さな一歩が大切です。何かやってみようと行動を後押しする

きっかけになりましたらうれし思います。

 

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